日本機械輸出組合では、2014年6月、インド知的財産法の解説書を発刊しました。
本書は、インドの知的財産法制度と運用について、ビジネスマン向けに最新の情報をわかりやすく解説している。
本書の大きな特徴は、インドの知的財産法分野におけるそれぞれの法律とその規則(特許法、特許規則、意匠法、意匠規則、商標法、商標規則、著作権法及び著作権規則)の全条文について、英文と和訳を並列的に掲載(英日左右対照表)したことである。そのため総頁数が、660頁に及ぶ貴重な内容となっている。
日本企業のインドビジネスが増加するに従い、インドで知的財産権問題に直面することが増えてくるであろうが、インドの知的財産法に関する情報を日本語で提供する書籍は非常に少ないのが現状である。
本書では、まずインドの知的財産法制度と運用について概説し、日本企業のビジネスマンが知っておくべき点を紹介している。本書をご覧頂ければ、インド知的財産法の特徴と現在直面している問題がインドの知的財産法体系のどこに位置付けられるのか、今後はどこを重点的に調べればよいのかといった点が分かって頂ける。
本書が、日本企業のインド知的財産ビジネスの一助となれば幸甚である。
●本書の主な内容
第1章 はじめに
第2章 インドの法制度
第3章 インドの知的財産法制度の概要
第4章 特許法
第5章 意匠法
第6章 商標法
第7章 著作権法
第8章 営業秘密の保護
第9章 その他の知的財産権
第10章 詐称通用(パッシング・オフ)
第11章 ライセンス契約
第12章 エンフォースメント
第13章 法令及び判例の情報源
資料編 特許法、特許規則、意匠法、意匠規則、商標法、商標規則、著作権法、著作権規則の英日左右対照表
●目 次
目次はこちらよりご覧ください。
●インド特許法 「英日左右対照表」の一部(サンプル)掲載
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