モロッコにおける貿易・投資上の問題点と要望

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12. 為替管理
経由団体※
問題点
問題点の内容、国際経済法上・二国間協定上の解釈
要望
準拠法、規則、運用
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(1) 為替管理制度の移行 ・モロッコ中銀は、2018年1月15日(月)に変動為替制度への段階的な移行に向けて、為替バンドを緩和した(公定相場中心の上下0.3%までの変動を許容していたが、これを上下2.5%までに拡大)。目的は、(a)モロッコの外貨準備高に対する圧力軽減、(b)経済競争力の保持、(c)外的要因によるショックが発生した場合の不均衡緩和、(d)国内金融市場の発展・国際経済への開放促進、である。 ・為替相場改革に伴う混乱を避けるため、モロッコ政府は強固で安定した経済基盤を確保する必要がある。
・地方銀行は為替管理制度の完全な移行に備える必要がある。
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(2) 厳格な為替管理制度 ・モロッコ政府は、外貨準備高の適正管理のために厳格な為替管理制度を適用しており、事業者にとっては外国為替取引が複雑なものとなっている。 ・モロッコ政府は、投資促進のため、より柔軟な為替取引の制度を導入する必要がある。
 

※経由団体:各個社の意見がどの団体を経由して提出されたかを表したものであり、表示団体を代表する「主張」「総意」等を意味するものではありません。
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