メキシコにおける貿易・投資上の問題点と要望

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12. 為替管理
経由団体※
問題点
問題点の内容、国際経済法上・二国間協定上の解釈
要望
準拠法、規則、運用
フル工
自動部品
日機輸

(1) 大幅な為替変動 ・2013年の会社設立以降、対USドル・円ともペソ安が大幅に進み、USドル・円建て輸入のペソ価格の上昇、債務の為替評価損計上等、会社の収益の大きな撹乱要因となっている。輸出の対米依存度が強く、米国の動向に左右される部分が大きいのは理解できるが、一企業での為替リスクヘッジにも限界があるため、メキシコ政府には為替安定化のための施策を推進してもらいたい。
・為替による購入コスト上昇による、価格競争力の低下。
・親会社からのUSドル・円建借入が多い弊社では、為替変動により債権債務の評価損益が大きく計上され、損益計算の撹乱要因となっている。税務上やPTU計算上はこの評価損益を除外するといった改正案の検討をお願いしたい。
・メキシコの外貨獲得手段が原油に依存しているため、鉱物資源の市場価格に応じて自国通貨(メキシコペソ)の変動が著しい。政府として、メキシコ自国通貨の安定化を図る対策も特に取られておらず、適正な為替レートの予測が難しい。
・為替の安定化。
・為替安定化。
・政府主導による為替対策の撤廃。
 

※経由団体:各個社の意見がどの団体を経由して提出されたかを表したものであり、表示団体を代表する「主張」「総意」等を意味するものではありません。
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