◆サプライチェーン・セキュリティ対策
  米国関税局手続関連資料(日本語訳)
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Customs-Trade Partnership Against Terrorism (C-TPAT)


Agreement to Voluntarily Participate in Customs - Trade Partnership Against Terrorism

本アグリーメントは、        ,of        USA(以後輸入者という)と米国税関当局:the United States Customs Service(以後税関:Customsという)との間で交わされるものである。

輸入者と税関とで交わされる本アグリーメントは、サプライチェーンのプロセスにある生産、運輸、輸入部分に焦点を当てることによって、国境でのより安全な環境を創出するため、輸入者と税関による共同努力を強化することを意図している。税関と輸入者は、効率的で遵法的な輸入プロセスを維持することを目的として、かかるセキュリティ問題への対応の必要性を認識する。

輸入者は、そのサプライチェーンのプロセスにおけるセキュリティ手続を強化するため、(税関が掲げる)勧告/ガイドラインの枠組みに沿って、検証可能で文書化されたプログラムを開発、実施することに同意する。輸入者が生産施設、輸送/配送業務実行者、サプライチェーン・プロセスについての管理権限を有していない場合、輸入者は、勧告/ガイドラインをサプライヤー、運輸/配送サービス提供者に周知することに同意し、実行可能な場合には、サプライヤー、運輸/配送サービス提供者との関係構築において勧告/ガイドラインの受入と実行を条件とすることに同意する。

特に、輸入者は下記に同意する:
  1. 本アグリーメントに署名し、米国税関(the US Customs Service, Office of Field Operation)に返送する。
  2. 添付のサプライチェーン・セキュリティ・プロファイル質問状に記入し、本アグリーメントへの署名、返送後30日以内に税関へ提出する。
  3. 企業は、セキュリティ及び/または貿易コンプライアンス改善プログラム(必要とされる場合にはアカウント・アクション・プランに含まれる)を実施するよう要請されることになる。
特に、税関は下記に同意する:
  1. サプライチェーン・セキュリティ・プロファイル質問状の受領後30日以内に、質問状で開示された情報に関して、フィードバック及び勧告を輸入者へ提供する。
  2. 求められ、また実行可能な場合には、テクニカル・ガイダンスを提供する。
  3. 貨物検査と通関関連書類の審査のためのリスク査定に際しては、輸入者が(税関が掲げる)勧告/ガイドラインを受入れ、実行していることを考慮する。
(税関が掲げる)勧告/ガイドラインは、何がサプライチェーン・セキュリティの基本的要素となるかについての、輸入者と税関の一致した理解を反映したものである。

本アグリーメントは、税関と輸入者によって共同で開発されたプランにしたがって実施される。

本アグリーメントは、輸入者あるいは税関によるレヴューを受けるものであり、輸入者あるいは税関のいずれかからの書面による通知によって改訂または停止される。

法の規定により、貨物の実地検査あるいは通関に係わる書類審査において違背(discrepancies)が発見された場合には、本アグリーメントは、いかなる法律・規則上の制裁からも輸入者を免除することはできない。

本アグリーメントは、関税規則を含む米国法に係わるいかなる責任からも輸入者を救済するものではない。


氏名 & 役職名

米国税関(United States Customs Service)

氏名 & 役職名

会社名



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