◆サプライチェーン・セキュリティ対策
  米国関税局の新たなセキュリティスキーム(C-TPATとCSIについて)
トップページサプライチェーン・セキュリティ対策ニュース関連>輸入者セキュリティ・ファイリング“10+2”プロポーズド・ルールの概要

輸入者セキュリティ・ファイリング“10+2”プロポーズド・ルールの概要
2008/01/16

去る1月2日に、米国国土安全保障省CBPでは、かねて検討されていた“10+2”のプロポーズド・ルールを発表しました。
併せて、パブリックコメントを募集しています(コメント締め切り 3月3日)。
プロポーズド・ルール段階ですので、実施が何時になるかは確定されておりませんが、今年中に実施されると一部では言われております。

既に実施されている24時間ルールでは、貨物マニフェスト情報を船積み24時間前までにCBPに提出することとなっておりますが、10+2ルールでは、マニフェストに記載されていない情報(製造者名、バン詰めの場所等)を船積み24時間前までに提出することを輸入者に義務付ける内容となっております。

24時間ルールによって米国向け輸出のリードタイムが延びるなどの影響を輸出企業は受けてきております。10+2ルールによってさらにどのような影響が輸出側にもたらされるか目下のところ不明ですが、さらに輸出リードタイムが延びる可能性は否定できません。

10+2ルールの概要について取り纏めました。→ (10+2proposedrule.pdf)

なお、1月2日付けFederal Registerに掲載されているプロポーズド・ルール原文は、以下にアクセスしてください。
http://a257.g.akamaitech.net/7/257/2422/01jan20081800/edocket.access.gpo.gov/2008/pdf/E7-25306.pdf

以上


戻る