◆サプライチェーン・セキュリティ対策
  米国関税局の新たなセキュリティスキーム(C-TPATとCSIについて)
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C-TPATについての議員の意見
2003/10/31

米国議会上院政府問題委員会の議員が、国土安全保障省のアーサー・ハチンソン国境・輸送セキュリティ担当次官補にCBPの輸送セキュリティが十分であるか疑問を呈するレターを提出した。
レターを提出した議員はスーザン・コリンズ(共和党)、ジョセフ・リーバーマン(民主党)。

論点:

税関がハイリスク貨物を特定するために用いているリスク分析システム(ATS:Automated Targeting System)の限界について懸念を表明。
ATSは、そもそも信頼性に欠ける貨物マニフェストに記載されている情報を利用してきた。(24時間ルールで事前申告するよう定められている)14項目のデータ・エレメントでは、貨物に加えられた異変を発見するには不十分である。ATSは、併せてパーチェス・オーダーのデータも分析するべきである。
税関は、7-8回(Several)積み替えを経由したコンテナをトラッキングすることはできず、テロリストはオリジンを隠したりマニフェスト・データを変更するため、7-8港の経由ルートを利用するだろう。
税関はローリスク・コンテナの安全性を確認する術を持っていない。税関は、ATSの結果を検証するため、ローリスク・コンテナに対するンダム・チェック・プログラムを実施すべきである。
税関は、C-TAPT参加4000社に対する、ワーカブルな監査基準を持っていない。


以上


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