日本機械輸出組合(通商・投資グループ)
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通商問題デイリーアラート(2016年10月)

米国
  10/28 米商務省、中国製の硫酸アンモニウムに対する相殺関税(CVD)調査でクロの仮決定
  10/28 米商務省、韓国製フェロバナジウムに対するアンチダンピング(AD)調査でクロの仮決定
  10/26 米商務省、中国製の一部鉄製機械駆動式トランスファー部品に対するアンチダンピング(AD)/相殺関税(CVD)調査及びカナダ製の同製品に対するAD調査でクロの最終決定
  10/26 米商務省、オマーン・パキスタン・UAE・ベトナム製の円形溶接炭素鋼鋼管に対するアンチダンピング(AD)調査及びパキスタン製の同製品に対する相殺関税(CVD)調査でクロの最終決定
  10/26 米国際貿易委員会(ITC)、インド製の圧力配管用ステンレス溶接管に対するアンチダンピング(AD)及び相殺関税(CVD)調査でクロの最終決定
  10/20 フロマンUSTR代表、新サービス貿易協定(TiSA)交渉の年内妥結への可能性が高まりつつある中、ジュネーブ国際高等問題研究所での発言で「プラグマティック(現実的)な多国間主義」の米戦略の一例としてTiSAを挙げる;TiSA交渉が12月初め(オバマ政権中)に妥結すれば、国際的な貿易交渉の最前線をWTOラウンド外のプルリ交渉(有志国による複数国間交渉)や地域間貿易協定にシフトする米国の取り組みに弾みも
  10/20 米国際貿易委員会(ITC)、「2016年米国製造業競争力法(AMCA)」に基づくMTB(特定の化学薬品、稀少材料、米国で生産されていない製造材料等の輸入に対する、その他関税法案)プロセスの開始に伴い、輸入関税の賦課一時停止措置(デューティー・サスペンション)・減税の適用申請をオンラインで受付中(受付期間:2016年10月14日〜12月12日まで)
  10/14 米国、ビルマに対する制裁プログラムを終了;対緬経済・金融制裁を全面解除、米オバマ大統領が大統領令に署名
  10/14 米経済団体、中国のWTO約束遵守に関するUSTR年次公聴会で中国のサイバーセキュリティ政策及び情報通信政策を議論;中国の近時政策による貿易上の影響とWTO整合性への高まる懸念を表明
  10/14 米商務省、日本・台湾・トルコ製の鉄筋コンクリート用棒鋼に対するアンチダンピング(AD)/相殺関税(CVD)調査を開始
10/13 米国、ミャンマーに対する経済・金融制裁を全面解除;オバマ大統領が大統領令に署名
10/3 USTR、現行の片務的なアフリカ成長機会法(AGOA)の2025年失効後には米国がアフリカ諸国との互恵的な貿易協定を推進するよう報告書で提言
EU
10/20 メルコスールと欧州自由貿易連合(EFTA)、FTAの可能性に関するコンセプト・ペーパーで合意;メルコスール-EFTA FTAの構成要素案として物品貿易・サービス貿易・投資等の各章、及び非関税障壁の最小化を目的に「WTOプラス」の規律を盛り込み
中南米
メキシコ 
  10/28 メキシコ経済省、中国産の陶磁製タイルに対するアンチダンピング(AD)調査でクロの最終決定
  10/20 メキシコ経済省、インド製フェロマンガンに対するアンチダンピング(AD)調査及び日本製の圧力配管用継目なし鋼管に関するADサンセットレビューでクロの最終決定
  10/11 メキシコ経済省、非FTA締結国からの一部鉄鋼製品に対する暫定輸入関税15%について適用期間を2017年4月6日まで180日延長
アルゼンチン
  10/12 アルゼンチンとブラジルの両国大統領、メルコスールの貿易課題を議論;ベネズエラのメルコスール加盟国資格停止への動き(ベネズエラが2016年12月1日までにメルコスール加盟議定書の義務を遵守しない場合)、メルコスール加盟諸国に加盟国単独でのFTA交渉を認めるブラジル提案、メルコスールの現在進行中の域外相手国との貿易交渉、メルコスール加盟国間での貿易・投資の自由化推進の可能性等
ベネズエラ
  10/12 アルゼンチンとブラジルの両国大統領、メルコスールの貿易課題を議論;ベネズエラのメルコスール加盟国資格停止への動き(ベネズエラが2016年12月1日までにメルコスール加盟議定書の義務を遵守しない場合)、メルコスール加盟諸国に加盟国単独でのFTA交渉を認めるブラジル提案、メルコスールの現在進行中の域外相手国との貿易交渉、メルコスール加盟国間での貿易・投資の自由化推進の可能性等
ブラジル
10/28 BRICS(ブラジル・ロシア・インド・中国・南アフリカ)貿易相、相互の経済統合促進で一致;非関税措置への取り組み、製品規格の開発、シングルウィンドウ通関、知的財産保護協力、サービス、中小零細企業対策、電子商取引、BRICSのWTOやG20における連携等の分野で緊密な経済協力を目指す;BRICS首脳会議(2016年10月15〜16日開催、於:インド・ゴア)直前の貿易投資に関する第6回BRICS貿易大臣会合で(於:インド・ニューデリー)
  10/20 BRICS(ブラジル・ロシア・インド・中国・南アフリカ)-BIMSTECアウトリーチ会合開催(於:インド・ゴア);インド、膠着状態にあるBIMSTEC(ベンガル湾多分野技術・経済協力イニシアティブ)交渉の適時妥結に向け交渉加速をBIMSTEC加盟国に強く要請
  10/12 アルゼンチンとブラジルの両国大統領、メルコスールの貿易課題を議論;ベネズエラのメルコスール加盟国資格停止への動き(ベネズエラが2016年12月1日までにメルコスール加盟議定書の義務を遵守しない場合)、メルコスール加盟諸国に加盟国単独でのFTA交渉を認めるブラジル提案、メルコスールの現在進行中の域外相手国との貿易交渉、メルコスール加盟国間での貿易・投資の自由化推進の可能性等
その他
  10/20 メルコスールと欧州自由貿易連合(EFTA)、FTAの可能性に関するコンセプト・ペーパーで合意;メルコスール-EFTA FTAの構成要素案として物品貿易・サービス貿易・投資等の各章、及び非関税障壁の最小化を目的に「WTOプラス」の規律を盛り込み
アジア
日本
10/14 米商務省、日本・台湾・トルコ製の鉄筋コンクリート用棒鋼に対するアンチダンピング(AD)/相殺関税(CVD)調査を開始
中国
  10/28  米商務省、中国製の硫酸アンモニウムに対する相殺関税(CVD)調査でクロの仮決定
  10/28 BRICS(ブラジル・ロシア・インド・中国・南アフリカ)貿易相、相互の経済統合促進で一致;非関税措置への取り組み、製品規格の開発、シングルウィンドウ通関、知的財産保護協力、サービス、中小零細企業対策、電子商取引、BRICSのWTOやG20における連携等の分野で緊密な経済協力を目指す;BRICS首脳会議(2016年10月15〜16日開催、於:インド・ゴア)直前の貿易投資に関する第6回BRICS貿易大臣会合で(於:インド・ニューデリー)
  10/20 BRICS(ブラジル・ロシア・インド・中国・南アフリカ)-BIMSTECアウトリーチ会合開催(於:インド・ゴア);インド、膠着状態にあるBIMSTEC(ベンガル湾多分野技術・経済協力イニシアティブ)交渉の適時妥結に向け交渉加速をBIMSTEC加盟国に強く要請
  10/14 米経済団体、中国のWTO約束遵守に関するUSTR年次公聴会で中国のサイバーセキュリティ政策及び情報通信政策を議論;中国の近時政策による貿易上の影響とWTO整合性への高まる懸念を表明
10/6 ベトナム商工省、中国・香港製のH形合金鋼に対するアンチダンピング(AD)調査を開始
10/4 中国-モルディブFTA交渉第4回会合開催(於:香港);香港特別行政区政府(HKSAR)、同交渉に正式参加
台湾
  10/14 米商務省、日本・台湾・トルコ製の鉄筋コンクリート用棒鋼に対するアンチダンピング(AD)/相殺関税(CVD)調査を開始
パキスタン
  10/26 米商務省、オマーン・パキスタン・UAE・ベトナム製の円形溶接炭素鋼鋼管に対するアンチダンピング(AD)調査及びパキスタン製の同製品に対する相殺関税(CVD)調査でクロの最終決定
インド
  10/28 BRICS(ブラジル・ロシア・インド・中国・南アフリカ)貿易相、相互の経済統合促進で一致;非関税措置への取り組み、製品規格の開発、シングルウィンドウ通関、知的財産保護協力、サービス、中小零細企業対策、電子商取引、BRICSのWTOやG20における連携等の分野で緊密な経済協力を目指す;BRICS首脳会議(2016年10月15〜16日開催、於:インド・ゴア)直前の貿易投資に関する第6回BRICS貿易大臣会合で(於:インド・ニューデリー)
  10/26 米国際貿易委員会(ITC)、インド製の圧力配管用ステンレス溶接管に対するアンチダンピング(AD)及び相殺関税(CVD)調査でクロの最終決定
  10/20 BRICS(ブラジル・ロシア・インド・中国・南アフリカ)-BIMSTECアウトリーチ会合開催(於:インド・ゴア);インド、膠着状態にあるBIMSTEC(ベンガル湾多分野技術・経済協力イニシアティブ)交渉の適時妥結に向け交渉加速をBIMSTEC加盟国に強く要請
  10/20 メキシコ経済省、インド製フェロマンガンに対するアンチダンピング(AD)調査及び日本製の圧力配管用継目なし鋼管に関するADサンセットレビューでクロの最終決定
  10/19 インド、サービスの貿易円滑化に関するWTO協定案を提出
  10/14 インド商務庁、貿易救済措置を担うアンチダンピング税・関連税総局(DGAD)の専用ウェブサイトを立ち上げ
  10/7 インド商工省外国貿易総局、HS72類に属する66品目の鉄鋼製品に対する最低輸入価格制度(MIP)の適用を2016年12月4日まで2カ月再延長
  10/4 インド財務省、航空機(HS 88.02)の修理・アフターサービス用原材料に対する輸入関税免除を廃止;航空機(HS 88類)及び同部分品の製造に必要な原材料に適用される輸入関税免除条件を変更
  10/3 インド内閣、カンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナム(CLMV)におけるインドの経済的影響力を強化するためのプロジェクト開発基金(PDF)の設立を承認;CLMV諸国との通商関係の促進を目指す
シンガポール
  10/19 シンガポールとオーストラリア、2003年7月に発効した星-豪FTA(SAFTA)を改正する協定に署名;市場アクセス機会の向上、原産地規則、ISDS等について改訂;両国での批准を経て2017年中に発効の見通し
  10/5 ベトナム-ユーラシア経済連合(EAEU)FTAが10月5日に発効;ロシアのASEANにおける次なるFTA相手国としてシンガポールが有力候補に
韓国
10/28 米商務省、韓国製フェロバナジウムに対するアンチダンピング(AD)調査でクロの仮決定
10/14 WTO対韓貿易政策検討(TPR)会合開催;WTO加盟各国、韓国の輸出主導型経済の強靭性と通商政策の近代化努力を高く評価する一方、一部の分野(外国投資家のための規制環境の自由化、韓国経済のサービス部門の開放、貿易障壁の削減、農業分野の支援等)における改善を促す
タイ
  10/14 タイ税関、通関手続き円滑化等のためHS8415に属するエアコンディショナーの統計番号(statistical code)を変更(2016年10月14日より適用)
  10/14 タイ内閣、取引競争法改正案を承認;2017年半ばにも発効の見通し
  10/13 タイとイラン、泰-イラン共同貿易委員会初会合で二国間の特恵貿易協定(PTA)の締結可能性を探ることで一致
  10/11 タイ外国貿易局(DFT)、熱間圧延鋼材(コイル・非コイル種)に対するセーフガード措置の見直しを開始
  10/11 タイ工業省、タイの地域医療ハブ化を促進するべく国産医療機器のための医療試験研究所を設立へ;2017年中に稼働開始の見通し
  10/6 タイ内閣、泰東部チョンブリ・ラヨン・チャチュンサオの3県に跨る「東部経済回廊(EEC)」開発のための法案を承認;インフラ拡張(第1段階)に充てる3,000億バーツ規模の基金を設立へ
ベトナム
  10/26 米商務省、オマーン・パキスタン・UAE・ベトナム製の円形溶接炭素鋼鋼管に対するアンチダンピング(AD)調査及びパキスタン製の同製品に対する相殺関税(CVD)調査でクロの最終決定
  10/24 ベトナム商工省、ATIGA(ASEAN物品貿易協定)原産地証明書(Form D)のオンライン発給システムを2016年11月15日より本格実施へ
  10/6 ベトナム商工省、中国・香港製のH形合金鋼に対するアンチダンピング(AD)調査を開始
10/5 ベトナム-ユーラシア経済連合(EAEU)FTAが10月5日に発効;ロシアのASEANにおける次なるFTA相手国としてシンガポールが有力候補に
10/3 インド内閣、カンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナム(CLMV)におけるインドの経済的影響力を強化するためのプロジェクト開発基金(PDF)の設立を承認;CLMV諸国との通商関係の促進を目指す
ミャンマー
  10/14 米国、ビルマに対する制裁プログラムを終了;対緬経済・金融制裁を全面解除、米オバマ大統領が大統領令に署名
  10/13 米国、ミャンマーに対する経済・金融制裁を全面解除;オバマ大統領が大統領令に署名
  10/5 ミャンマー議会、新ミャンマー投資法を2016年11月の次期議会で可決する見通し
  10/3 インド内閣、カンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナム(CLMV)におけるインドの経済的影響力を強化するためのプロジェクト開発基金(PDF)の設立を承認;CLMV諸国との通商関係の促進を目指す
10/
ラオス 
  10/13 ラオス、ASEANの2016年議長国として第28回・29回ASEAN首脳会議及び関連会議(於:ラオス・ビエンチャン)でホスト役を務める;参加国は貿易問題を幅広く議論し、AEC(ASEAN 経済共同体)2025、ASEAN連結性、ASEANプラス1FTAの動きに関する進捗をレビュー;2017年議長国はフィリピンが担当
  10/3 インド内閣、カンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナム(CLMV)におけるインドの経済的影響力を強化するためのプロジェクト開発基金(PDF)の設立を承認;CLMV諸国との通商関係の促進を目指す
カンボジア
10/3  インド内閣、カンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナム(CLMV)におけるインドの経済的影響力を強化するためのプロジェクト開発基金(PDF)の設立を承認;CLMV諸国との通商関係の促進を目指す
インドネシア
  10/5 インドネシア-EFTA(欧州自由貿易連合)包括的経済連携協定(CEPA)交渉第11回会合開催;物品・サービスの市場アクセス、原産地規則、税関・貿易円滑化、貿易の技術的障壁、投資、経済協力等の分野で進展;2010年7月の交渉開始以来、一定の成果は見られるものの、全体的には遅々とした進捗(第12回交渉会合は2017年第1四半期に開催予定)
フィリピン
  10/13 ラオス、ASEANの2016年議長国として第28回・29回ASEAN首脳会議及び関連会議(於:ラオス・ビエンチャン)でホスト役を務める;参加国は貿易問題を幅広く議論し、AEC(ASEAN 経済共同体)2025、ASEAN連結性、ASEANプラス1FTAの動きに関する進捗をレビュー;2017年議長国はフィリピンが担当
マレーシア  
10/25 ナジブ・マレーシア首相、2017年度予算案を議会に提出;前年度予算案と同様、製造業の振興を後押しする財政優遇措置・財政手当等の目玉政策を欠く
ASEAN
  10/24 ベトナム商工省、ATIGA(ASEAN物品貿易協定)原産地証明書(Form D)のオンライン発給システムを2016年11月15日より本格実施へ
  10/13 ラオス、ASEANの2016年議長国として第28回・29回ASEAN首脳会議及び関連会議(於:ラオス・ビエンチャン)でホスト役を務める;参加国は貿易問題を幅広く議論し、AEC(ASEAN 経済共同体)2025、ASEAN連結性、ASEANプラス1FTAの動きに関する進捗をレビュー;2017年議長国はフィリピンが担当
その他
WTO
  10/28 EGA(環境物品協定)非公式閣僚会合が開催(於:ノルウェー・オスロ)
  10/14 WTO対韓貿易政策検討(TPR)会合開催;WTO加盟各国、韓国の輸出主導型経済の強靭性と通商政策の近代化努力を高く評価する一方、一部の分野(外国投資家のための規制環境の自由化、韓国経済のサービス部門の開放、貿易障壁の削減、農業分野の支援等)における改善を促す
10/4 WTO環境物品協定(EGA)交渉最新動向


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