2011.8.31
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抄訳1
欧州復興開発銀行(EBRD) : 2011.8.30ホームページより
EBRDは、ワルシャワメトロによるエネルギー効率のよい新車両取得へ協調融資する新規ローンにより、ポーランドの公共輸送・都市インフラ近代化向け支援を継続する。ワルシャワメトロは、210両の車両から構成される35台の地下鉄電車を購入する計画の一部へ資金を供給する目的で8,060万ユーロ相当の今回のローンを利用する。新車両は、ワルシャワの既存路線および2号線を走行する予定。2号線は、現在建設中。既存路線が15台、新線が20台の列車を必要としている。2号線が完成すると、地下鉄システムの年間利用客数は、1億1,700万人から2014年には1億7,900万人に増加すると予想されている。ローンは、EBRDの自己勘定による4,030万ユーロと商業銀行とのシンジケートローン4,030万ユーロから構成される。
抄訳2
ABB (スイス): 2011.8.30ホームページより
ABBは、ブラジル北西部アマゾナス州で電力会社Eletrobras Amazonas Energia向けに送電・配電変電所を建設する。ABBは、マナウスに気中絶縁開閉装置(AIS)屋外開閉所MauaVを建設する。供給する主要機器には、電力変圧器、高圧開閉装置(230kV、138kV、69kV)、ブレーカー、遮断器、計器用変圧器、避雷器、中圧機器および補機が含まれる。また、ABBは変電所向けオートメーションシステムも設置する。およそ2,000万ドルのターンキープロジェクトとして、ABBは変電所の設計、エンジニアリング、供給、据付、試運転、始動、土木工事を請け負う。プロジェクトは2012年には完成予定。
抄訳3
AECOM(米国): 2011.8.30ホームページより
AECOM、オーストラリアで ラベンスワース鉱山拡張向け2,000米ドルの契約獲得
AECOM
Technology Corporationは、豪ニューサウスウェールズにおける14億米ドルのラベンスワースノース鉱山拡張プロジェクトの建設工事に関する2,000万米ドルの契約を獲得したことを明らかにした。AECOMは、Xstrata Coal、Downer
EDIと共同でこのプロジェクトを実施する。同社は、シングルトンの西12マイルに位置する炭鉱の約2億米ドルのインフラに関するエンジニアリング・調達・建設管理を担当する。Xstrata
Coalは2012年に燃料炭、コークス用炭の輸出を開始する予定。今回の拡張で、このサイトでの採掘は26年延長される見込み。既存のラベンスワース事業に隣接して建設される年産400万トンの露天掘り炭鉱における粗鉱の生産は、年間1,200トンへ引き上げられる。
抄訳4
AREVA(フランス): 2011.8.30ホームページより
AREVAを中核とするコンソーシアム、オランダでバイオマス発電所を受注
AREVAとオランダのBallast
Nedam、フィンランドのMetso Power Oyは、オランダの大手電力会社Enecoからオランダ北部デルフザイルにバイオマス発電所を建設する契約を獲得した。コンソーシアムの受注総額は1億5,500万ユーロに上る。AREVA
Groupは、コンソーシアムの中核として、再生木材を燃料とする49MWのプラントの設計・建設・設置の他、検査、試運転を担当する。稼働を開始すると、この設備は120,000世帯の需要を満たす電力を供給し、年間250,000トン、二酸化炭素の排出を抑制する模様。商業運転開始は2013年の予定。
抄訳5
Foster Wheeler Corporation(米国): 2011.8.30ホームページより
Foster
Wheeler、ノルウェーのKarsto開発プロジェクト2013向けエンジニアリング契約を獲得
Foster
Wheeler AGは、子会社が、ノルウェーのKarsto、Kollsnes石油・ガス処理プラントに関するKarsto 開発プロジェクト2013のEPCコントラクターにStatoilから指名されたAibel ASより、Aibelを支援する詳細設計に関する契約を獲得したことを明らかにした。Foster
Wheelerの契約金額は非公表だが、その大半は2011年第3四半期の実績として計上される。Foster Wheelerは、Gudrun油田の軽油およびSleipner油田のコンデンセートの処理を可能にするKarstoプラントの改修に向けた詳細設計を請け負う。また、Karstoの3基およびKollsnesの5基、合計8基のコンプレッサーの改修もFoster
Wheelerの担当範囲に含まれる。さらに、Karstoにおけるボイラー改修プロジェクトおよび硫化水素除去が今契約のオプションとして含まれる。
抄訳6
GE Energy(米国): 2011.8.30ホームページより
GEは、メキシコチワワ州の独立系電力プロジェクト、NorteUコンバインドサイクル発電所向けに2基のフレーム7FAガスタービンを供給し、長期サービスを担当する。韓国のSamsung
Construction and Trading Corp、韓国電力公社(KEPCO)、Techint Engineering and Constructionのコンソーシアムがこの発電所を運営する。EPCコントラクターはSamsung EngineeringとTechint Engineering and Construction。2013年5月の商業運転を予定しており、メキシコ北部での利用向けとしてメキシコ電力庁へ433MWの電力を供給する予定。
抄訳7
JACOBS(米国): 2011.8.30ホームページより
Jacobs、サウジアラビアでRas Tanura製油所無公害燃料・芳香族プロジェクト向けFEEDを受注
Jacobs
Engineering Group Inc.は、Ras Tanura製油所無公害燃料・芳香族プロジェクトのフェーズUを受注したことを明らかにした。これは、Saudi AramcoとのGES+契約の下で発注されたもの。このクリーン燃料・芳香族プロジェクトに関し、範囲内、範囲外双方のFEEDを請け負う。さらに、このプロジェクトには今後の環境規制に従うよう、製油所の改修も含まれる。なお、Ras Tanura製油所は、サウジアラビア東部に位置する。
抄訳8
Metso(フィンランド): 2011.8.30ホームページより
Metso、ポーランドで石炭燃料ボイラーをバイオマスボイラーへ転換
Metsoは、ポーランド、ビアウィストクにおけるElektrocieplownia Bialystok S.A.の熱電併給プラント向けに、石炭燃料ボイラーをバイオマス燃料バブリング流動層(BFB)ボイラーへ転換する。受注金額はおよそ2,000万ユーロ。新しいボイラーシステムは、この発電所の二酸化炭素の排出を大幅に削減する。このプラント(166 MWe、460MWth)は、石炭燃料を一部バイオマス燃料に置き変える。プラントは、2012年12月から稼働に入る予定。今回の受注は、2011年第2四半期の実績として計上される。
抄訳9
Petrofac(英国): 2011.8.30ホームページより
Petrofac、GDF SUEZ E&P UKから北海で2件の契約獲得
Petrofacは、GDF SUEZ
E&P UK Ltdから北海で2件の契約を獲得したことを明らかにした。2年間延長するオプションを備え、3年で3,000万ポンドになるこれらの契約は、競争入札の末獲得されたもの。2011年8月からPetrofacは、運用、保守、エンジニアリング、全体的支援を請け負う。