2011.7.29 P-mail

抄訳1

国際金融公社(IFC) : 2011.7.28ホームページより

IFCとIFC ALAC基金、アルゼンチンの石油・ガス増産を支援

 

IFCIFCアフリカ・ラテンアメリカ・カリブ基金は、アルゼンチンのMedanito4,800万ドルを出資し、同国の石油・ガス増産計画を支援する。IFCIFC ALAC基金はそれぞれ2,400万ドルずつを投資する。エクイティ・ファイナンス・パッケージは、埋蔵する石油・ガスのさらなる開発、処理・貯蔵施設の拡張、アルゼンチン南西部における更なる探査事業実施に向け、Medanitoによって利用される。融資の他、IFCMedanitoへ、計画している新規株式公開に向けた準備として、コーポレートガバナンスや環境・社会基準の強化についてアドバイスを提供している。

 

抄訳2

米州開発銀行(IDB) : 2011.7.28ホームページより

IDB、ブラジルで2基の水力発電所改修へ1億2,800万ドルを融資

 

電力増産、保守費用削減、耐用年数倍増のため、2基の大型水力発電施設のリハビリ、近代化向け資金として、IDBによる12,800万ドルのローンが利用される。2基の施設とは、フルナス水力発電所とルイスカルロスバレットジカルバーリョ水力発電所で、ブラジルの大手エネルギー会社Furnas Centrais Electricas S.A.が保有するもの。1963年、1969年から稼働しており、合計で2,266MWの電力を生産するよう設計されたが、30年の耐用年数をすでに過ぎている。Furnasはタービン、発電機、機械設備を完全に修復し、制御・監視・保護システムを近代化する6億ドルの計画に着手することを選択した。これによりプラントは2040年を過ぎても稼働を続けることが可能になるはずである。

 

抄訳3

Alstom (フランス): 2011.7.28ホームページより

Alstom、イスラエルのTzafitガス焚き発電所向け運営・保守に関する3億3,000万ユーロ相当の契約獲得

 

Alstomは、イスラエルにおける835MWTzafitガス焚き発電所に関し、Dalia Power Energies Ltdとおよそ33,000万ユーロ、約20年の運営・保守契約を締結した。これは、EPC方式で2基のガス焚きコンバインドサイクル装置(417MW)の建設に関し、AlstomDalia Power Energiesの間で20116月に締結された契約に続くもの。今回の役務契約には、テレアビブの南東40kmに位置する2基のガス焚きコンバインドサイクル装置の運営・保守が含まれる。各装置は、AlstomGT26ガスタービン、蒸気タービン、発電機、制御装置、熱回収蒸気発生器から成る。この発電所は、2014年に商業運転を開始する見込み。

 

抄訳4

Bouygues(フランス): 2011.7.28ホームページより

ETDE、ガボンにおける電化事業向け5,000万ユーロ近くの契約獲得

 

Bouygues Constructionのエネルギー・サービス部門であるETDEは、ガボン北部において、高圧送電線・配電線、農村電化、街路照明、光ファイバーの設置に関する4,800万ユーロの契約を締結した。この新規プロジェクトには、Oyem市北部における高圧送電線、63kmの延長および北はカメルーンや赤道ギニアとの国境、東はMinvoul市まですべての村落の電化事業が含まれる。110の農村が対象となり、およそ30,000人が生活している。作業は28カ月で完了する予定。ガボンエネルギー・水資源省と締結したこのターンキー契約には、フランスから提供されたバイヤーズクレジットによる融資が含まれ、ガボン北部相互接続ネットワーク計画の一環。

 

抄訳5

KBR(米国): 2011.7.28ホームページより

KBR、中国山東省でフェノール技術を提供する契約獲得

 

KBRは、Lihuayi Weiyuan Chemical Co., Ltd.から中国山東省利津県における年産能力220,000トンのフェノール・アセトンプラント向けフェノール技術に関するライセンスを供与する契約を獲得したことを明らかにした。フェノールの主要ライセンサーとして、60年以上最先端のフェノール技術の一翼を担っており、KBRは世界で50を超えるフェノールプロジェクトを完成させてきた。このフェノール・アセトンプロジェクトは、Lihuayi Groupが投資する大規模有機化学プロジェクトの1件。