P-mail(2011.10.11版)

抄訳1
国際金融公社(IFC)
2011.10.7
IFC、タイのSolar Power Companyによる再生可能エネルギー事業を支援
http://www.ifc.org/IFCExt/Pressroom/IFCPressRoom.nsf/0/082B7911D28098CB8525792200517F92
IFCとクリーン技術基金は、タイにおける2基の太陽光発電所の開発へ資金を供給する。この契約の下で、6MWの太陽光発電所をナコーンラーチャシーマー県とルーイ県で建設するのを支援する目的で、IFCは800万ドルのローンを、クリーン技術基金が400万ドルを提供する。プラントはSolar Power Companyの子会社Korat 2、Loei1によって保有される。IFCは以前、タイ北東部におけるSolar Power Companyの最初の太陽光発電所(6MW)3基へ280万ドルを出資している。これらIFCによる資金は、2022年までに再生可能資源からエネルギーの少なくとも20%を発電しようとする政府の目標を支援する。

抄訳2
韓国輸出入銀行
2011.10.7
韓国輸銀、プラント事業に関し日本の商社と提携
http://en.koreaexim.go.kr/en2/01_exim/04_bank/01_view.jsp?nCP=1&nRegNo=548&cUseYN=&nSSecNo=9&sSKeyword=
韓国輸出入銀行は、韓国企業が海外プロジェクトで契約を獲得するのを支援するため、三井物産、三菱商事、丸紅と覚書を締結した。日本の総合商社は、発電および新・再生可能エネルギーにおいて強みを持っている。今回の覚書は、韓国企業の投資・プロジェクト参加機会を増やす目的で、韓国輸銀と日本の大手商社との協力関係を強化するため締結された。韓国輸銀は、発電、新・再生可能エネルギー、水処理、石油・ガスセクターにおける新規プロジェクトを共同で発掘するほか、日韓両国企業が参加するプロジェクトへ効果的な融資を提供するためJBICと積極的に協力する計画だ。今回の合意で、海外プラント市場における日本の商社の知見と韓国企業のEPCにおける競争力の強みを合わせることが期待される。さらに、海外プラント市場における日韓両国の輸出信用機関による協調融資の相乗効果を最大限に高めそうだ。

抄訳3
アンデス開発公社(CAF)
2011.10.10
CAFとフランス開発庁、ラテンアメリカのインフラプロジェクト向け融資に関し合意
http://www.caf.com/view/index.asp?ms=19&pageMs=69892&new_id=78312
2009年に構築されたパートナーシップの一環として、ラテンアメリカの開発銀行CAFとフランス開発庁(AFD)は、ラテンアメリカにおけるエネルギー、交通、上下水プロジェクト向け融資として1億5,000万ユーロのローン契約を締結した。大量輸送計画に関する調査が資金を受ける。CAF、AFD、欧州委員会ラテンアメリカ局は、この地域における公共輸送プロジェクトに関する調査へ300万ユーロを供与する契約に調印した。これは、ラテンアメリカ投資ファシリティを通じ、欧州委員会が提供する支援の一部。

抄訳4
GEA Group(ドイツ)
2011.10.10
GEA、空冷式熱交換器に関し1,300万ユーロの受注獲得
http://www.mg-technologies.com/en/news/20111010-00524.html
GEAは、ロシア東シベリアにおけるAchinsk製油所の改修向け空冷式熱交換器(エアフィンクーラー)の設計・製造・供給に関する受注を獲得した。受注金額はおよそ1,300万ユーロで、第3四半期の受注実績に計上された。今回の受注における課題は、シベリアの厳しい環境条件の下で、空冷式熱交換器が安全な運転をできるよう設計すること。

抄訳5
Technip(フランス)
2011.10.10
Technip、米国でアンビリカルに関する契約獲得
http://www.technip.com/en/press/technip-awarded-umbilical-contracts-us
Technipは、子会社のDUCO Incはメキシコ湾に位置するCardamon、West Boreas鉱区開発プロジェクトに関する2件の契約をShell Offshore Incから獲得したことを明らかにした。この契約には、Cardamom向け9,265mのアンビリカルおよびWest Boreas向け6,096mのアンビリカルに関するエンジニアリング・プロジェクト管理・建設が含まれる。アンビリカルシステムは、米国ヒューストンの施設で製造され、2012年に納入予定。今回の受注は、最近ShellのPerdidoプロジェクトへアンビリカルを納入したのに続くもの。このアンビリカルは、水深およそ2,950mという世界最深地点に設置されたもの。

抄訳6
Thyssenkrupp(ドイツ)
2011.10.10
ThyssenKrupp UhdeとSGCE、石炭ガス化技術に関する基本契約に調印
http://www.uhde.eu/press/press-releases/single-view/archive/2011/october/article/thyssenkrupp-uhde-and-sgce-enter-into-master-license-and-supply-agreement.html?tx_ttnews[day]=10&cHash=48f8836ba7e228a90dab4f67e2447c26
ThyssenKrupp UhdeとSGC Energia(SGCE)は、ThyssenKrupp UhdeのPRENFLO PDQ石炭ガス化技術の使用に関する基本契約に調印した。今回の合意の下で、SGCEは石炭を高品質の液体燃料に変換する複数のコールトゥリキッド(CTL)プロジェクトに関し、PRENFLO PDQプロセス向けライセンスを供与する。さらに、両社は現在設計段階にあるモザンビークのCTLプロジェクトに関するライセンス供与・供給に関する個別契約にも調印した。実施段階に進むと、ThyssenKrupp UhdeのPRENFLO PDQ技術がモザンビークのモアティゼ炭鉱の石炭を処理するために使用される。このプラントは日量9,500バレルの容量を備えるよう設計され、2016年に稼動を開始する予定。