カナダにおける貿易・投資上の問題点と要望

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26. その他
経由団体※
問題点
問題点の内容、国際経済法上・二国間協定上の解釈
要望
準拠法、規則、運用
日製紙

(1) 鉄道会社の効率優先主義がもたらす運輸サービスの低下 ・カナダの鉄道会社はCN,CPの2社に限られた寡占状態にある。競合が無い為、利用者側は交渉力を持たず、鉄道会社側の効率のみを優先したサービスを受け入れざるを得ない状況(例:2015年8月にCNは当社へのデイリー貨車配車サービスを、一方的に2日おきのサービスにすることを通達した)。
現在、カナダ連邦政府は国家運輸法を見直し中で、当社は他社と連携しながら業界団体のFPAC(森林産業協会)を通じてサービス改善への働きかけを政府に対して行っている。
・当社を始めとするカナダの森林産業(製材・パルプ製造)各社は、製品の出荷には鉄道利用が最効率的であるのに、鉄道会社が充分なサービスを提供しない為、製品出荷の一部でコスト競争力の低いトラック輸送を利用せざるを得なくなっている。
・森林産業各社のコスト競争力強化のため、利用者側が求める充分な運輸サービスを鉄道会社には提供して頂きたい。
・森林産業各社のコスト競争力強化のため、利用者側が求める充分な運輸サービスを鉄道会社には提供して頂きたい。
・国家運輸法(Canada Transportation Act)
 

※経由団体:各個社の意見がどの団体を経由して提出されたかを表したものであり、表示団体を代表する「主張」「総意」等を意味するものではありません。
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