ブラジルにおける貿易・投資上の問題点と要望

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19. 工業規格、基準安全認証
経由団体※
問題点
問題点の内容、国際経済法上・二国間協定上の解釈
要望
準拠法、規則、運用
フル工
自動部品
日機輸

(1) INMETRO認証取得手続の煩雑・複雑 ・輸入貨物については出荷先の工場にてINMETROをブラジル政府に申請、取得しなければならず、また輸入元はインボイスを元に輸入許可を事前に申請する必要がある。この申請から取得までのリードタイムが長い上、出荷内容が変更すると申請がやり直しとなるため出荷をフレキシブルに対応できない。
・水インフラ事業において高精度の日本製水道メーターを導入することによる運営効率化を企図しているものの、水道メーターのブラジル国内における設置にはINMETRO(一種の型式認定)承認取得が必要であり、この手続きが煩雑・複雑且つ長期間(半年以上)に亘ることに加え、審査基準の中には極めて特異なものが含まれており、日本メーカーの参入の妨げとなっている。
・INMETROの登録申請制度の簡略化と輸入許可事前申請制度の撤廃。
・水道メーター規制の合理化。
 

※経由団体:各個社の意見がどの団体を経由して提出されたかを表したものであり、表示団体を代表する「主張」「総意」等を意味するものではありません。
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