アラブ首長国連邦における貿易・投資上の問題点と要望

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本表の見方
 
16. 雇用
経由団体※
問題点
問題点の内容、国際経済法上・二国間協定上の解釈
要望
準拠法、規則、運用
日機輸
(1) 現地人雇用義務 ・給与等処遇水準の高い当国民の民間企業における雇用義務に起因する採算面および運営面での問題がある。 ・義務撤廃。
・給与格差補填。
・高等教育拡充等を望む。
・Ministerial Decision 2005 (No.41, 42, 43)
日機輸

(2) 就労ビザ取得時の素行善良証明書提出義務 ・2018年2月4日からUAE VISA取得のために提出が義務となった。
同書類(警察庁発行)の入手には2ヶ月以上を要し、業務に支障をきたす可能性がある。

・2018年2月以降の就労ビザの申請には「素行善良証明書」の取得が必要。これは過去5年間に遡り、居住国の警察証明を取得の上、当該国のUAE大使館での認証が必要。ただ現居住者で無いものには警察証明を発行しない国、またUAE大使館が存在しない国もある事から、こうした国に居住した経験のあるものには、取得が不可能。
・撤廃または手続きの簡略化を望む。
・「素行善良証明書」の取得には、パスポートを保有する母国の警察証明のみとするよう、改善を望む。
 

※経由団体:各個社の意見がどの団体を経由して提出されたかを表したものであり、表示団体を代表する「主張」「総意」等を意味するものではありません。
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