当組合では、日本から韓国、中国、台湾、ASEAN、インド、豪州、ニュージーランドに及ぶ「拡大アジア経済圏」における2011年~2015年までの機械産業の生産、市場(需要)、貿易(輸出入)の見通しをIMFの成長予測などの前提のもとで計量経済モデル(GTAP)を用いて推計しました。また、各種FTAの進捗や日本のTPPの参加による生産、需要、貿易へのインパクトを推計しました。さらに経済モデルによる分析を補完するために、グローバルに事業展開を行っている日系機械メーカーに対してインタビューを行い、業種の特性をふまえつつ、将来的なアジア事業について展望しました。本報告書は、これらの研究結果を取りまとめたものです。
●目 次
-GTAP経済モデルの概要、データ整備、将来予測の前提シナリオ
-拡大アジア経済圏の機械需要・生産・貿易予測
IMF経済成長シナリオの予測結果、FTA及びTPP考慮の予測結果
-企業からみたアジアの将来
-まとめ
経済モデルからの考察、企業インタビューからの考察
書籍の要旨をこちらからご覧になれます。
この書籍は一部、競輪の補助金を得て作成されたものです