アジア地域が世界の成長センターとしての位置づけを強める中で、日本企業はアジアにおける国際事業展開を一層拡大深化してきており、アジアにおけるグループ企業の統括・調整・支援を行う地域統括機能の強化と再構築が求められています。
アジアにおける日本企業の事業展開においては、我が国を含むアジア各国の税制上の恩典を有効に活用して国際事業経営における税引き後の利益を最大化するとともに、アジア各国及び我が国の法制度を遵守して税務リスクを最小化するタックスマネジメントの実施が求められています。
かかるニーズに対応するため、当組合では機械メーカー・商社等からなる国際税務研究会において検討を行い、専門有識者に調査研究を委託するとともに、アジア主要国での日本企業の地域統括会社等のタックスマネジメントとして実践に役立てるべく、報告書に取りまとめました。
●目 次
第1章 我が国機械関係企業のアジア事業展開の現状
第2章 アジア展開に係る最近の国際税務問題と対応策
第1節 地域統括会社に係る国際税務上の論点
第2節 我が国機械企業による中国事業展開上の国際税務問題
参考: 韓国多国籍企業のグローバル・タックスマネジメントの現状
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この書籍は一部、競輪の補助金を得て作成されたものです