P-mail(2011.12.7版)

抄訳1
欧州復興開発銀行(EBRD)
2011.12.6
EBRD、モンテネグロで地域暖房システムによる再生可能エネルギーの利用を促進
http://www.ebrd.com/english/pages/news/press/2011/111206a.shtml
EBRDは、モンテネグロ北西部プリエブリャにおけるバイオマス地域暖房システムの建設へ資金を供給する400万ユーロの融資で同国における地域暖房システムのエネルギー効率改善を支援する。プリエブリャで現在使用中の暖房施設は旧式で、褐炭を燃料として稼働している。EBRDによる今回の資金は、街の中心にある時代遅れの個別式暖房設備をバイオマスを燃料とした最新式地域暖房システムへ変えるために使用される。このプロジェクトは、プリエブリャの地域暖房システムのエネルギー効率を大幅に改善する他、大気汚染を減らし、熱供給・給湯全般の質を高めることになる。システムの建設は、EUの西バルカン向け投資枠組およびEBRDの特別基金による250万ユーロの技術協力向け無償資金援助からも支援を受ける。

抄訳2
GE Energy(米国)
2011.12.6
Qatargas、新しく導入される排出規制に対応するため GEの技術を採用
http://www.genewscenter.com/Press-Releases/Qatargas-Selects-GE-Technology-to-Meet-New-Emissions-Limits-354b.aspx
GE Oil & Gasは、Qatar Operating Company Limited(Qatargas)と、カタール環境省による新たな規制を満たすため、Qatargas 1 におけるガスタービンの排出を削減する高度燃焼技術を提供する契約を締結した。GEは、窒素酸化物25 ppmという低い排出レベルを達成するよう設計された乾式低NOx 1.0燃焼システムを供給する。この技術は、ドーハから70km、ラスラファン工業都市におけるQatargas 1におけるLNG施設3系列へ動力を供給するGE製フレーム6Bガスタービン6基を改修するために利用される。GEの乾式低NOxシステムの設置は、2012年2月に開始され、2013年後半には最後6基目の装置も完了する。

抄訳3
GE Energy(米国)
2011.12.6
GE、バハマで高度海水淡水化技術を供給
http://www.genewscenter.com/Press-Releases/GE-Advanced-Desalination-Technology-Brings-Clean-Drinking-Water-to-the-Bahamas-3545.aspx
GEの高度脱塩技術がバハマの水不足地域における節水、水の増産、清潔な飲料水へのアクセス改善を支援している。バハマ、エリューセラ島Tarpum Bayの住民は、長年、水質の悪い汽水に悩まされてきた。GEは新しい水処理プラントへ逆浸透膜海水淡水化(SWRO)技術を提供し、現在では日量200,000ガロンの脱塩水を生産することができる。6月に商業運転を開始したが、11月11日に開所式が執り行われた。この淡水化プラントの稼働により、バハマのエリューセラ島におけるGEの水処理施設は3基となる。