エクアドルにおける貿易・投資上の問題点と要望

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19. 工業規格、基準安全認証
経由団体※
問題点
問題点の内容、国際経済法上・二国間協定上の解釈
要望
準拠法、規則、運用
日機輸
(1) 突然の認証変更と不透明な試験方法 ・2013年、従来認められていた送信モジュールでの認証が突然認められなくなり、新たに最終製品での試験に基づくセットモデル認証が要求されることとなった。急な運用変更のため、サンプルの手配が困難。また、試験方法等がはっきりと決まっていない、現地試験所のキャパシティ不足による認証取得の長期化が予想される等、今後、輸入に支障が出る恐れがある。 ・業界との定期的な情報・意見交換に基づく透明性が高く、無理のない規制の実施をお願いしたい。
日機輸
(2) 認証取得における不合理なテストレポート要求 ・プリンタ規制(RTE INEN 202)、外部電源規制(RTE INEN 167)では認証取得が要求されており、申請の際に発行から12カ月以内のテストレポートの提出が要求されている。認証の有効期間が一年であることから、実質毎年一回は認定試験所の試験を受ける必要があり、企業にとっては費用面での負担が非常に大きい。
国際的には発行から3年以内のテストレポートを認めるのが通例である。
・発行から3年以内のテストレポートであればよいように改正頂きたい。 ・REGLAMENTO TECNICO ECUATORIANO RTE INEN 202
・REGLAMENTO TECNICO ECUATORIANO RTE INEN 167
日機輸

(3) INMETROの品質証明書取得手続の複雑化 ・輸入ライセンス(タイヤ)を取得する上で、新たにINMETROの品質証明書の提示が必要となる等、手続きが複雑化しており、大きな負担となっている。 ・手続きの簡素化を求める。
 

※経由団体:各個社の意見がどの団体を経由して提出されたかを表したものであり、表示団体を代表する「主張」「総意」等を意味するものではありません。
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