◆サプライチェーン・セキュリティ対策
  米国関税局の新たなセキュリティスキーム(C-TPATとCSIについて)
トップページサプライチェーン・セキュリティ対策ニュース関連>コンテナ・セキュリティ:米国と台湾

コンテナ・セキュリティ:米国と台湾
2002/10/29

1.台湾もCSI参加へ
28日付工商時報によると、台湾財政部(財務省)関税総局は、近く高雄港がCSIに参加すると報じた。

2.24時間事前申告ルール等についての米国関税庁ボナー長官のスピーチ
今年8月に発表された24時間事前申告プロポーズド・ルールについて、米国関税庁ボナー長官が事前申告の必要性を訴えた。ボナー長官のスピーチは、10月24日~27日にラスベガスで開催されたWestern Cargo Conference(主催:Pacific Coast Council of Customs Brokers & freight forwarders Association)で行われた。

① 24時間事前申告ルールに反対するパブリックコメントが寄せられていることについて[1]
西海岸港湾のロックアウトによる混乱を引用し、「もしテロリストが大量破壊兵器を持ち込もうとするならば、米国の全ての港湾を封鎖せざるを得ず、しかもその場合、現在西海岸の港湾を混乱させているロックアウトの10日間以上の期間になるだろう」と語った。
② ファイナルルール
24時間事前申告ルールのファイナル・ルールが実施される場合には、荷主、キャリア、ブローカーが十分な準備時間を持てるよう段階的に実施していく。
③ ファイナルルールの発表予定
国際海運の実情を反映したものになるよう現在なおパブリックコメントを検討している。(ファイナル・ルール発表の具体的な予定ついての言及はなかった)。

--------------------------------------------------------------------------------
[1] 24時間事前申告ルールに対するコメントは下記URLを参照されたい
当組合からのコメント
http://www.jmcti.org/C-TPAT/vol.1/2002/C-TPAT_CSI_1-10.htm
海外諸団体からのコメントについては、
http://www.jmcti.org/C-TPAT/vol.1/2002/C-TPAT_CSI_1-12.htmを参照。

以上


戻る